2017年9月15日金曜日

タッチセラピーのトレーニングに行ってきました


9月7日~10日までの4日間、タッチセラピーのトレーニング(モジュール2)に行ってきました。今回はモジュール2なので、2回目ということになりますが、3回目は来年1月の予定です。これが終れば、取りあえずの修了ということになります。

みなさんはタッチセラピーと聞くと、どんな感じを持たれますか?
カウンセリングなのにタッチ???
どんなところにタッチするの???
色んな声が聞こえてきそうですね。

例えば・・・
どこか身体が痛い時に、そこに手を当てることってありませんか?
子どもや家族など誰かが痛がっている時、その部位にそっと自分の手を当てることはどうでしょう?
そういう時・・・ありますよね?

実は知らず知らずのうちに、タッチは私たちの生活の中に入っているんですよね。
意識していないだけで・・・。

タッチしてもらっている時、私たちはどんな感じがしているでしょう?

暖かくなるかもしれませんね。
軽くなってくるかもしれません。
痛みも和らいでくることもありますよね。

今回私がトレーニングを受けているタッチは、愛着に関係するものですが、日常の中にあるタッチに、通じることがたくさんあります。

この愛着に関するタッチについては、時間のある時にコラムの方に書きたいと思いますので、関心のある方はちょっと待っててくださいね。

なるべく早くアップします(笑)




2017年4月10日月曜日

「彼らが本気で編むときは、」を観て感じたこと


映画好きの長女の勧めがあって、最近、二つの映画を観ました。

ひとつは宮沢りえが主演の「湯を沸かすほどの熱い愛」、そしてもう一つが、トランスジェンダーなど、現在の日本ではマイノリティと言われる人たちが出てくる「彼らが本気で編むときは、」です。

どちらもとてもいい映画でしたが、特に「彼らが本気で編むときは、」は、胸の深いところに響くものがありました。

世の中にはいわゆる『普通』と言われることがあり、ここから外れると、とたんに非難の目を向けられます。
それは、とても小さい子供に対しても・・・です。

個性を大切にしようとか、自分らしさをのばそうとか、表面的な言葉では聞こえてくることはありますが、本当にそういう世の中でしょうか?

日々、カウンセリングでお会いするクライアントさんのお話を聴かせていただいても、そして、自分の日常を見回しても・・・私には、とてもそんな世の中だとは思えないのです。

安心して、自分がいいと思うものを表現できない、伝えていくことができないとしたら・・・。

自分とは違う『何者』かにならないと、生きていくことができないとしたら・・・。

いつもいつも自分を隠し、抑圧することでしか、生きていくことができないとしたら・・・。

こんなに苦しいことはありません。


この映画の中でのワンシーン、トランスジェンダーの中2の息子(生田斗真)に対して、母親(田中美佐子)が取った対応のすばらしさ・・・。

私にも同じことができるだろうか・・・そんなことも考えさせられました。

一人ひとりの人が、『自分』として生きていくことができるようになれるような、そんなお手伝いがしたい!と、改めて思わせてくれるステキな映画でした。











2017年3月19日日曜日

4女の卒業とお孫ちゃんの卒業式


先日、二つの卒業式がありました。一つは関東でのお孫ちゃんの小学校の卒業式。そしてもう一つは、北海道での4女の大学の卒業式・・・。

偶然にも二つとも同じ日だったので、今回は、以前から決めていた、4女の卒業式に出席してきました。

我が家には、大学になったら入学式には親が出席せず、卒業式だけ出席するというルールがあります。(勝手に私が決めたのですが・・・。)
大学のある場所は、彼女が現役時代に住むところを探しに1度訪れて以来なので、7年ぶりでした。(彼女は6年生の学部を浪人して入ったので、彼女が現役だった時は7年前なのです。ややこしくてすみません(^^;)

思えば6年前・・・4女もお孫ちゃんも、震災の年に入学したのでした。

私が震災を経験したのは、4女の新生活用品を買いにいっていたお店の中・・・。
上からガラガラと落ちてくる商品から、女性の店員さんが身体をはって私と4女を守ろうとしてくれたのが、今も印象に残っています。

震災後に大学と連絡をとり、今は入学手続きができないことを説明したり、送ろうと思っていた商品が送れずキャンセルしたり、お引越しの予定がたたなくなったり・・・。

新しい生活を、新しい場所で向かえるだけでも大変なのに、本当に彼女は不安でいっぱいだったと思います。
よくぞここまで。。。と感無量になりました。

そしてお孫ちゃんも・・・。

彼女が6年間背負ったランドセルは、私の元夫が買ったものです。
陸前高田に住んでいた彼は、彼女の選ぶランドセルを買うために仙台に来て、その日は喜びのお酒をのみ、そしてその約1週間後に津波にのまれ、亡くなったのでした・・・。

彼が買ってくれたランドセルは、お孫ちゃんと共に6年間、毎日学校へと通い、彼女の1日1日を、ずっと見守り続けたのでした。

そのランドセルとも、もうお別れだね・・・。

大きくなったね・・・。

元気にここまで育ってきたね・・・。

たくましくなったね・・・。

そして
やさしい女の子になったね・・・。

彼女の卒業式の写真を見ながら、ここでもまた、私は胸がいっぱいになりました・・・。



これからまた新しい生活に入っていく二人へ

おめでとう!

そして

ありがとう・・・