2016年7月6日水曜日

人生の後半を生きる


     
 40歳のお誕生日を迎えた日・・・

「お母さんも、人生の折り返し地点だね!」と子供に言われたその衝撃は、今でも覚えています(笑)。
「そっかぁ、私、折り返しちゃったんだ・・・。」と思ったものの、そのころはまだ子育てと仕事に忙しく、なかなか自分の人生をゆっくりと見つめなおす時間も取れずにいました。

 その日からも、もう何年も過ぎてしまいましたが、先月、また自分の人生を考えるきっかけになる出来事がありました。

 私には5人の娘たちがいますが、一番下の娘は今、東京の大学に通っています。その末っ子が先月、ついに20歳の誕生日をむかえました。
 彼女にお誕生日メールを送ると、長文の返事が返ってきました。その中で彼女は
「佐伯家の娘たちも、ついにみんな20歳をむかえました。今まで本当に私たちのために色々ありがとう。これからは私たちは自分たちの足で歩いていくから、心配しないで。お母さんは、これからの時間は自分のために使い、好きなことをたくさんしてください・・・・。」という内容のことを伝えてきたのです。

あんなに小さくて、いつも泣いてばかりいた子が、私のためにこんな言葉をかけてくれるようになるなんて・・・。

たくさんの思い出と感謝と共に、幸せな想いや、いろんな想いで、胸がいっぱいになりました。


そして・・・
私に残された人生、あと、どのくらいあるのかわからないけど・・・でも、1日、1日を大切にしたい。

もうそんなには残されてはいないのだから、無駄にできる時間なんてないはず。

こころに浮かんできていることを大切に、残りの人生を生きていこう!

そんなことを考えた1日でした・・・。






2016年6月27日月曜日

初めまして


 5人の娘を持つカウンセラーです。

これから日々感じていることや、考えていることなどを、少しずつ書いていこうと思っています。


最初の記事には・・・私にとっての、最近の大きな出来事を書きたいと思います。

実は私・・・ちょうど1年ほど前から、合気道を始めました。
30代、40代、高校生や大学生など私よりも若い方たちや、人生の大先輩の方たちと一緒に、ほぼ毎週末、練習してきました。

なぜ合気道だったのか・・・
一番の大きな理由は、「私は私自身を自分で守れる!」という、実感を持ちたいということでした。それは単に、力が強くなるとか技が使えるといった護身的なことで、ということではありません。

私は、自分の中にある傾向や問題を、どうにかしたいとワークショップに参加したり、勉強に通う中で、自分に足りないものの一つに、「自分を守れる」という感覚が持てないということがあることに気付きました。
そこを変化させていくためには、自分の「意識」の変化と共に、身体を創るということが必要になります。

こころと身体はつながっていますから、こころの事だけを観ていくだけでは、どうしても両輪のうちの片側だけになってしまいます。つまり、自分で生きていくのだという実感を持ちながら生きていくためには、こころをしっかりと入れる器としての筋肉が、欲しいものを取りにいくための筋肉が、そしてNOと手を出して足を踏ん張ることのできる筋肉が必要なのです。

こういったことを考えながら何か始めたいと考えた時、以前から気になっていた合気道をはじめることにしたのでした・・・。
合気道は相手と「氣」を合わせて、相手を尊重する武道です。そこも大きな魅力ですね。(余談ですが、私が続けt勉強している心理療法のアメリカ人講師は、ご夫婦ともに合気道5段でした!)

さて
前置きが長くなってしまいましたが、私が通っている道場で、25日に昇級試験がありました。
私も先生のお許しがでたので、ついに試験を受けることにしたのですが・・・なんとか5級に合格することができました!!

とっても嬉しかったです。

合気道は3級になると、女性は袴がはけるそうです。(ちなみに男性は初段からです。)そこまではなんとかがんばりたいとと考えている私なのです・・・。